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認知の限界とインターネット
2026年10月24日(土)
大学院の経営学の講義の準備を進めています。現在は経済学ベースの経営学ですが、このあと心理学ベースの経営学に移ります。そこでは人の認知とその限界がひとつのキーになっています。これを理解しないことには人の意思決定メカニズムが解明できない。
人の認知にはキャパシティがある。人によって大きかったり小さかったりしますが。そこにインターネットの膨大な情報が流れ込むと認知が機能しなくなる。そうして人は、思考によって判断するよりも、直感によって判断するようになるのでしょう。
これはインターネットだけじゃなく、演説で、「本当かな?」みたいな情報を次々に投げられて、考えている間にまた次の情報、みたいになって、終いには訳がわからなくなることも似ているかもしれません。
人が思考で判断しているときはコントロールしにくいですが、感情で判断しているときはコントロールしやすいのでしょう。それがネットによる扇動者や政治家の狙いだとしたら恐ろしい。
「本を読めない人たち」は、そういう状況に自ら進んではまっている人たちなのかもしれません。netは麻薬やタバコと同じで、依存症を起こしやすいと思います。
(仙北谷)