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勘違い、お節介、余計なお世話

2020年8月9日

成績評価のために、学生のレポートを読んでいます。

WWWが流行り始めた頃、コミュニケーションの手段は基本的にテキストであったため、皆さん文字を読んだり書いたりしたわけです。このとき、書き言葉の復活、みたいなことが希望的にささやかれたことがありました。

実際はそんなことはなくて、書かれている文章が話し言葉になってしまいました。そうして今にいたっているわけです。

そうすると、話し言葉が変化するにつれ、ほぼタイムラグなく書き言葉も変化してしまう。「なので」という接続詞も普通に使われていますよね。わたしのATOKではアラートのアンダーラインが出ますが。

もう一つ気になるのは、表現の微妙なニュアンスのズレがあります。

レポートを添付したメイルに、そのレポートを指して「添付資料をご覧ください。」と書いてあるのがどうも引っかかる。「資料」というと、ニュアンスとしては、「材料」とか「補足」的な意味になると思うのですが。こういうことをいちいち指摘すべきか悩みます。もちろん私が間違っている、もしくは変化について行けないだけかもしれませんので。
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こういうのは、正しい(と思われる)日本語の文語を読んでもらって身につけてもらうしかないと思っているのですけど、口語の中だけで生活していると、難しいのかもしれません。

(仙北谷)