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持ってきた文庫本について
2026年3月27日(金)
はじめこの本を読んでいたとき、やたら固有名詞のカタカナが多くて、疲れてきて、読み進めるとそのカタカナが、個人の名前を示すのか、地名を示すのか、はたまたイスラム特有の身分を示すのか、混乱してきて、疲れが大きくなたため、第1次十字軍の途中でいったん休憩しておりました。
そうしたところ世界情勢がなんだか似たような状況になってきたのも何か理由があるのかもと勝手に解釈し、農業経済学会への移動時間で再挑戦してみようと鞄に詰めて、空港までのバスとか、飛行機の中で読み進めておりました。
そうして、略奪しながら進む第1次十字軍の先発隊が飢えと渇きで自滅したあたりをなんとか読み越えることができたのですが、その後やってきた圧倒的な強さと人海戦術の重装歩兵の、住民を含むイスラム勢力への非道さで胸が悪くなって、この後もその残虐ぶりが続くのかと思うと気が滅入ってしまって、アンティオキア包囲線で再び挫折。読み進める気がなくなりました。
そんなこともあろうかと思って、バックアップ、保険の意味で持ってきた寺田寅彦随筆集第1巻。ドイツへの留学は船でスエズを通ったようですが、公開を通るとき、両岸の、この世のものとは思われない崇厳な美しさに胸を打たれたとつづっています。
さて、
エレベーターの乗ると音声で到着階を教えてくれるというのはよくありますが、私たちが宿泊しているホテルでは、宿泊階の7階に到着すると、
「な な 階です。」
という感じで、かすかに鳥取弁を感じているのは、私の勘違いでしょうか。
(仙北谷)