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機能美
2026年5月2日(土)
関田円型分水工(せきたえんけいぶんすいこう)、国の有形文化財なんだそうです。初めてその存在を知ったのは日経新聞。近くにそんなものがあるとは。帰省の折に訪問してみました。
「財」でありながら現役。コンクリートと水しぶきがいい味をがしている。サイフォンの原理で真ん中から泡とともにもりもり湧き出す水は、下に龍か大ナマズでも潜んでいそうな、ある種、不気味さ、異様さがあります。
均等に10センチくらいの穴がたくさん開いていて、分水する先の水田面積に比例して外の堀に仕切りが設けられている。合理的で公平性が一目瞭然。これでは水争いが起こりようもない。
近くには地酒の醸造元もあるので、寄って、隣の売店で1本いただいてきました。
限定の1年ねかせたという壱火入原酒。「栓を開けて一晩おいておくとまたちがった味が楽しめます。」といわれたのですが、半分でやめるのが難しかった。
扇状地の扇頂に位置するので分水工なんでしょうけど、その分山も近くてクマも出るそうで、自称「酒飲み」の店員さんは役場から言われて庭の柿の木を切ってしまったそうです。隣近所も同じで、おかげで「秋の風景が変わってしまった」そうです。お気をつけください。
(仙北谷)