投稿記事

言葉が通じない

2月1日(木)

4年生の卒論に赤を入れています。

論文として適切な構成、その上で分かりやすい文章表現になるよう、など、いろいろ気をつけてみているのですが。その中に、「こういう日本語表現あるか?」というのもあります。たとえば、

「熟練な」

わたしのFEP(ATOK)では変換されません。おかしいと思うのですけど。「熟練の技」なら「の」だし、「技術者」も「の」でしょうか。いずれにしろ、どんなときの形容で使う「な」なんだろう。

「かれんな」とか「迅速な」なら「な」も有りですけど。

国語の文法で理詰めで説明しても伝わらないだろうし、そこまで調べるのはめんどくさい。大事なのは日頃から正しい日本語の文章を読んでいるのか、というあたりだと思うのですよね。分かっていれば感覚的に分かる。読んでいないから分からない。

言葉が伝わらない。意思疎通ができない。組織の中でいろいろな人たちと話をしながら仕事を進めているのですが、意思の疎通ができない。自分のまわりの最適化を考えるのか、組織全体の最適化を考えるのか。

自分のことだけじゃなく、組織のこと、全体のことを考えてもらわないと。そこらヘンの共通認識がないと言葉が通じない。教○殿なんだから。そういう案件がちょこちょこ。頑固なのが一番困ります。そこまでコンジョ入れて説得したくないし。こっちが持たない。
dictionary
(仙北谷)

前ページに戻る