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「食の安全学概論」の今と今後
2月21日（水）
たいそうなタイトルにしてしまいましたが、ようするに「今」というのは、ようやく各講義回の質問の返事を返し終わった、ということでして、「今後」というのは、今年度で小池先生がご退職、山崎先生がご転勤ということで、このふたコマを今後どうしよう、ということなんです。
最終回、第15回目の私のBSEとこれに関する社会問題についての講義については、珍しく質問がひとつだけでした。曰く、
質問）なぜ日本では（牛が）感染しているリスクを考えず、見つかってから対策したのですか？早めに対策することよりも大切な利点があったのですか？
回答）「人間は見たいものしか見えない。」といわれています。見たくないものも見る努力と勇気が欠けていたのではないかと思います。
全体通して、興味を持って聞いてくれた学生が多かったようで良かった。「成績には反映させない」といったにもかかわらず、感想が毎回100人以上からよせられた。読むのと質問の感想を書くのが大変でした。講義を担当していただいた先生方にお返ししたら、「次回のモチベーションになる」と言っていただきましたが。
あとは成績を提出して後期の講義関係は終わりだ。
（仙北谷）