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日経と「3時間ダメ出され続け会議」
2月27日(火)
26日の日経の記事で、
「海外ではwagyuが日本のものと思われていない」
って、それは当然。
海外で生産・流通しているwagyuは日本のF1ですから日本の和牛ではないし、日本で作られたものでもない。輸出した牛肉が現地でwagyuとよばれてたら別ですが。多分違うでしょう。きいたこと無いので分からないです。
海外のwagyuは日本から和牛の精液を輸出して海外の雌のホルスタインに受精させたもの。黒毛の繁殖雌はいない。和牛とは全く別物。そこの認識がない。日経はまだまだだな。精子を輸出すれば和牛が作れるとでも思っているのか。
ま、そういう人多いですけどね。
海外の消費者に対して、
「あなたたちが食べているのは本当の和牛ではありません。交雑種のF1です。本当のおいしい和牛を食べるために日本に来てください。」
とか、和牛をバンバン輸出して、
「これがwagyuではない、本当の和牛です。」
と、セールスプロモーションすれば良いのに。
できないかもね。日本の和牛フードシステムは信仰の上に成り立っているから。信じない人には響かない。
ということで今日の記事は終わりにしようと思っていたのですが、じつは夕方から「3時間ダメ出され続け会議」。ひたすら打たれ続け、ダメ出され続け。疲れました。
「質保証」ってなんだろなと思いました。裁判で、文部科学省は負けない条件作りみたいな気がしています。各大学、各大学の学生のためになっているのかと。向こうはスポンサーなので対応しなければならないという、こっちの弱みはありますが。
これまでわが国は、ノーベル賞とか名だたる国際的な評価を得た研究者を輩出してきたわけですが、そういう人たちは「質保証」の教育を受けてきたのかと。難しい問題です。「ひとりも取り残さないため」なのでしょうけど。
これから春にかけて仕事が大変。といってもジムの方々ですが。よろしくお願いします。
(仙北谷)