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4冊
3月29日(金)
夕方の懇親会で最初の乾杯の挨拶をしろと言われ、さっそくクロサワ「蝦蟇の油」ネタを使ってしまいました。
真ん中に座った小樽商科大学鈴木先生がめでたく明日ご退職ということもあり、
「長い挨拶をチョウジといって、短い挨拶をシュクジというそうです。鈴木先生はまだチョウジではなくシュクジだと思いますので、」
で、短く。
そうしたところ、そのあと、アルコールのせいか長々とお話しなさる方がいたのですが、周りからは、「お、チョウジっぽいな。」という声が。浸透してきているみたいでした。
往路の「とかち4号」の中で読み終わった本。哲学者が書くAIの解説。面白かったです。まとまった時間が作れず読み終わるまで時間がかかりました。買ったときにわかんないタイトルと思っていたのですが、その意味がなんとなくわかったような。
AIの基礎となっているパーセプトロンは神経細胞が興奮する仕組みをモデル化したものです。この仕組みをいわばシリコンチップの上で再現したもの。
生成AIは意味を理解して回答しているのか、コンピューターは感情を持つのか、という議論があるわけですが、理論的に脳の中の神経細胞を一つづつシリコンチップに置き換えていったとき、おそらく一つだけ変えただけではその人は感情を持つと思われますが、全部変えてしまったらどうなのか。それでもその人が感情を持ち続けたとき、人間の感情とは何だろう。
この本にはもっと面白い話題、論点も含まれています。著者は名古屋大学の特任助教でムーンショットの成果なんだそうです。
で、復路の本。紀伊國屋で確かめて帯広で買おうと思っていたのですがビニールに包まれていて中が確認できなかったため、買ってしまいました。
ほかにももう1冊。以前読んで面白かった方の本ですが、冒頭部分だけですがちょっと微妙だ。。
(仙北谷)