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EBPMとはいうけれど

8月25日(日)

内閣府によると

EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)とは、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすることです。
政策効果の測定に重要な関連を持つ情報や統計等のデータを活用したEBPMの推進は、政策の有効性を高め、国民の行政への信頼確保に資するものであり、内閣府職員はこのEBPMの考えを常々念頭に置いて、日々の業務、政策づくりに従事しています。

なんだそうです。

それはもっともな話なんですけどね、もう一つ(というか、もっと)大事なのは、エビデンスを直視すること、なかったことにしないで、きちんと向き合うことでしょう。

過去には具合の悪いことをいった人が左遷されたり、都合のいいように書き換えさせられたり。

下の報道は、ようやく現実と向き合った結果でしょう。「向き合う」といえず、都合のよい願望に基づいて計画を立てていたわけです。そのせいでどれだけ対応が遅れたか。しかし向き合うと宣言するのは勇気がいる。怖かったんでしょうね。
EBPM
(仙北谷)