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答えを与えることではない
10月24日(木)
時々思うのですが、小学校、中学校、高等学校の先生って、大変だと思います。間違ったことをいってはいけない。間違った答えを与えてはいけない。試験問題に直結するわけですから。そう考えるととんでもなくストレスフル。
もちろん大学教育であっても間違いを教えることは御法度。しかしちょっと主旨というか、主眼は違うと思っています。
状況、条件、時代の変化にともなって正解は変わる。だから正解は何かを知るのでは無くどうやったら正解にたどり着くのかを知らなければならない。しかももっとやっかいなのは、正解へのたどり着き方も変わるかもしれない。
世の中変化する、その中で答えを出す努力をしなければならない。そのことを教えるのが大学かもしれません。そんなことを午後の大学院研究会で考えたりしておりました。
道は遠いです。
(仙北谷)