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財務省の田植え
6月17日(火)
日経に、財務省の「田植え」記事が出ていました。
国の財産である備蓄米を売りさばくのに入札ではなく随意契約でというのは、手続き的にも思惑的にもいろいろハードルがあったみたいです。
随意契約を規定する会計法の所管は財務省だったので、ゴールデンウィーク頃から財務省職員が与党、政府、農林族に根回しをして(田植えをして)、いけそうなめどが立ったのですけど、実際にやるとなったら誰かの責任問題になりかねない。
そんなときに起こったのが前大臣の「米は買ったことがない」発言。多くの国民にとっては怒り心頭だったのですが、政府与党と財務省的には「しめた」だったのかもしれません。
面白い記事だと思いました。日経の取材力を垣間見たような気がしました。
してみると小泉農水大臣のスピード感が注目されていますが、全部お膳立てされていて、ある意味美味しいところだけをとったのかもしれません。情報発信力が強力だったことはたしかですが。
さて、そんな記事を書いていたら、全農からお客様が。卒業生です。
時間がなくていろいろ聞けないこともありましたが、相変わらず精力的に動いているみたいです。
系統組織ちょっと逆風的なところもありますが、ババを引いてしまったところもあるような気もします。頑張ってください。なんと言っても量を抱えているわけですから、価格引き下げにはたす役割は大きいと思います。よろしくお願いいたします。
朝は上の写真のように曇っていて、北向きの私の部屋の空気の入れ換えをしたら寒いくらいでしたけど、午前の会議が終わることには下のようにいい天気に。
午後は汗ばむほどになりました。しばらく続きそうですね。日にち的にも時間的にも。
いつものカメラよりさらに広角のレンズでとってみました。今週のゼミで活躍してもらう予定です。さて、どんな写真が撮れるでしょうか。
(仙北谷)