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「公欠制度」はありません
2025年9月25日(木)
本日は3年次編入学試験。試験本部に9時集合で、試験監督の先生方への諸連絡に立ち会っておりました。
そうしたところ、小論文試験監督担当のO先生が、「わたしは、試験開始前に受験生に伝える諸注意を棒読みしてしまうので、役者にはなれないなぁと、いつも思ってしまう。」とおっしゃる。
そこで私は、「いやいや、先生、それでいいんですよ。棒読みでも内容をしっかり伝えてもらえれば。先生が感情のこもったしゃべり方で受験生が感動のあまり涙してしまって、試験に支障があるということにでもなれば、それはそれで、大変な問題ですから。」と伝えたところ、試験監督担当のもうひとりのO先生が笑いをこらえておりました。
午後は大学院研究会。本日の報告は足利君。
昨年度から散々調査を進めてきて、ようやく方向、というか、落とし所が、はるか遠くに、かすかに見えてきた、の、か、ん?、というかんじ。まだまだです。気を抜かずに取り組んでください。
そのあとは、昨日今日下垂維新本部会議。もとい、機能強化推進本部会議。
「本学には『公欠制度』がない」という指摘があったのですが、ないです。一体「公欠」って何?
学生が1科目について15回の授業を受ける権利があり、教員は15回の授業を実施する義務があります。「公欠」というのはその権利を放棄することを認めると言うことでしょうか。そんな権限は大学にはないでしょう。
学生にはいろんな事情で授業に出られないことがあるでしょう。体調不良もあれば、身内に不幸があったとか、部活で遠征とか。それは仕方ない。しかしだからといって授業を受けないことを認めるわけにはいかない。
畜大の方針としては、出れないときはしかたがないけど、それに変わる学びの機会を提供します、ということです。ですので、定期的な授業に出られないときには担当教員に連絡してください。
コロナをきっかけとしてzoomが一般化したおかげで、座学の授業はオンライン配信が可能であり、また同時に録画しているのでオンデマンド配信も可能です。これによって100%とは行かないかもしれませんが、授業内容は伝わると思います。
実習については作業なのでビデオを見ただけでは内容理解は無理だし、そもそもオンデマンド配信が無理なこともある。しかし教員はできるだけ実習の内容を理解できるような対応しますので、相談してください。
学生が申し出たにもかかわらず、担当教員が「そんなのは認めない」となったら、私が対応しますので私が教務課もしくは学生支援課に連絡してください。
先週から夏休みをいただいておりました。
1枚目の写真がその前、2枚目がその後。季節がその間に夏から秋になりましたね。
(仙北谷)