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柿の季節
2025年10月7日(火)
昨日午後は帯広市で会議でした。はじめに私が挨拶しているときに、十勝35万人の情報源、勝毎の記者さんが写真をバシャバシャ撮るので、あまり顔を下げないように気を使ったつもりだったのですが、今日、新聞を見たら会議の模様は記事になっているのに、私の写真はない。どういうこと?
会議は、市長さんや市議さんの給料水準に関わる審議会でした。わたしがちょっとひっかかっているのは、「議員さんの給与は生活給なのか、謝金なのか、」ということです。
もう10年くらい前になると思うのですが、スイスの酪農家に調査にいったら旦那さんが牛を育て、奥さんはその乳でチーズを作る。しかも奥さんはみどりの党の連邦議会議員。
普段、チーズを作って地域の方々に食べてもらっている国会議員なんて、ちょっといわゆる国会議員のイメージと異なるのでその旨申し上げたら、
「落選したらやることがなくなっちゃうでしょ。」
と一言。確かに。
議員さんとしては判断を委託された方なわけですから、判断はあくまで地域で生活する人々の考えを代弁すべき。そうしたときに地域で生活しているのかどうかは、肌感覚の感度として大きな影響要因だと思われるのですよ。
そうしたとき、議員さんは自立した生計を立てている地域住民なのか、その生活を持たない専業議員さんなのかは、判断の根拠、説得力が大きく異なると思うのですよね。そういういう意味で、生活給はどうなのかな、と思っているわけです。
もちろんこれはその地域、国、社会のありよう、風習によって異なるので一概にどっちが良いとか悪いとかは言えないのでしょうけどね、ちょっと。
市役所のホールの売店で買ってきた柿と竹とんぼ。竹とんぼは「飛びません」と言われたのですけど、しっかり飛びました。
(仙北谷)