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外交、安全保障、ヒューマニズム

2025年11月3日(月)

日曜は町内会の懇親会。会場まではバスで迎えが会ったのですが、ちょうどこの日はフードバレーとかちマラソンで、市内の道路あちこちが閉鎖されていて、迎えも時間が遅れ、それからかなり市内をぐるぐるして会場に到着。運転手さんお疲れ様でした。

会場は、「こんな感じの懇親会もいいかも」というのはありますが、ご高齢の方が多いので、ちょっと次年度に向けて見直した方がいいかも、と思いました。
autumn
さて、アンゲラ・メルケル「自由」(上)を読み終わってしばらくたったのですが、あまり時間をおくと忘れちゃうと思い(下)を読み始めています。

NATO未加盟国がNATO加盟を申請するためには、そのまえにMAPという加盟申請手続きをする必要があり、これが完了するのは通常5年程度を要するようです。今読んでいるのは、なぜメルケルは、ウクライナ、ジョージアのMAP開始に反対したかという部分です。

ウクライナの方々にしてみれば「あのとき認められていれば、ロシアに侵攻されることはなかったかも」と思うかもしれませんが、メルケルにしてみると、ドイツの首相として、また、ドイツの兵士を戦場に送り出す命令を下すものとして、同意はできなかったということなのでしょう。

外交、特に安全保障は、ヒューマニズムだけでは解決しないということかもしれません。これが現実なんでしょうね。

このメルケルの判断の是非は歴史が審判を下すことになるでしょう。いずれにしろこういう判断ができる人が一国の首相になるべきなのでしょうね。

(仙北谷)

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