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将来への、何か、
2026年5月6日(水)
新幹線は快適。揺れないし。早い。座席もゆったり。ACコンセントもある。
などと思いながら、新函館北斗ではやぶさから北斗に乗り換えると、しばらくこのような建築物が左手に見えます。
先日、財務省財務制度等審議会が、北海道新幹線の費用便益比(B/C)を再計算し直したら、1以上が必須なのに費用(C)増加で0.6になっちゃって、これは建設中止水準だと発表しました。
財務省の言っていることをいちいちきいていると、国の投資は大都市でしか行われないのではないかという気がしてきます。しかし、B/Cが0.6というのは相当厳しい。なぜなら分子のB(事業終了後に得られるであろう便益、周辺自治体や利用者に及ぼす経済的プラス部分)は、相当「お手盛り」のはずで、それでも0.6ということは、実はもっと、ひく、、いや、わかりませんけどね。
このBは例えば周辺自治体やJR北海道には入ってこないお金も集計しています。また、北海道延伸の効果でJR東日本のBが増える部分である接続利益も算定しています。それでも0.6ということは、事業費の相当部分を国と周辺自治体が持ち出ししなければならないことになります。
資料は財務省のサイトにありますが、当初、費用が7千億円の見通しで始めたのが、3兆になるという。しかも開業は2030年から2038年になるという。
財務省の発表の主旨は、中止しろと言うことではなくて、慎重に考えてくれ、ということらしいですけど、はたして、左手に見える構築物の上を新幹線は走ることがあるのか、そうだとしても私はそれを目撃できるのか、そのとき人々は北海道新幹線にどんな評価を下すのか。知りたいような知りたくないような。
この神様だったらなんと言うだろうか。
(仙北谷)