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今日は参鶏湯の日

2026年7月15日(水)

朝ちょっと、もたれ気味。昨晩のサムギョプサルはバラ肉だからか。韓国に来て朝食を抜いたのは初めてじゃないだろうか。韓国料理おいしいのに。残念。

ホテルロビーに集合してそのまま韓国農村振興庁に。歩いて10分の距離なんですけど、雨模様のため車で移動になりました。

本日は農村振興庁で日韓共同シンポジウム。韓国の畜産経営学会と日本農業経営学会が協定に関するMOUをむすびこれから相互に日本と韓国でシンポジウムを開催することになります。本日はその記念すべき1回目。

ヨン先生と伊庭先生のMOU署名の後、それぞれ4名の報告者が登壇の予定だったのですが、日本側のお一人が直前の体調不良のため参加できず。その分、報告時間と討論時間はやや余裕がありましたが。参加できなかったメンバーの回復が心配です。

日本側の報告者は就実大学の伊庭会長、九州大学上西先生、帯広畜産大学の三宅先生でした。それぞれなかなか興味深い内容でした。
Clarks and Paul Smith
で、おまえは何やっていたんだ、ということになるわけですが、私はシンポの前に学会副会長として学会の紹介をほんの5分程度。当然日本語だったのですが、配付資料には事前にヨン先生が翻訳してくれた韓国語訳が挟んであるということで、ヨン先生からは、パワーポイントなし、同時通訳もなしで、ただ日本語でしゃべれ、といわれたのですけど、それはちょっと。急遽同時通訳もつけてもらいました。

それでもお役目ごめんとはならず、最後の締めの総合討論に日本側から私だけ登壇。韓国側は8人。韓国側登壇者も報告者ではなく、研究者のほか全国韓牛協会会長、大韓養豚協会会長、韓国酪農肉牛協会会長とかもいらっしゃる。どんな議論に巻き込まれるのか、と思って警戒していたのですけど、単にそれぞれしゃべりたいことを言って終わり。

私からは韓国側の4名の報告内容について、お礼代わりに簡単にコメントを差し上げました。的外れでなければよかったですけど。

さて、シンポジウムは1日がかりだったので当然昼食を挟みます。昼食は農村振興庁の食堂で。職員の皆さんと一緒に。
food ticket for samgyetang
昼食前に各自に食券が配られたのですが、今日は参鶏湯(サムゲタン)の日ということで、各自に大きなどんぶりに鶏が1羽入った参鶏湯が配られます。そのほか当然キムチとかチゲとか好きなだけ。豪華。朝抜いたのにまたこれでおなかパンパン。

なんでも今日は、「これから暑さが始まるけど、それに負けないように体力をつける」ということで参鶏湯を食べる日なんだそうです。日本でいれば土用の丑の日。しかし日本の公官庁の食堂でウナギが各自1匹ずつあたるような昼食はあるだろうかと。

韓国ではこんな日が年に3回あってその都度、参鶏湯が出てくるそうです。この日のために全国で一体何羽くらいの鳥が調理されるのかと考えてしまいますね。

シンポジウムは当初7月16日、17日の予定だったのですが、今年から韓国は17日が祝日になるということで予定を1日早めたのですが、そのおかげでこんな「記念すべき」日の参鶏湯をいただくことができました。めでたしめでたし。

シンポジウムのテーマはスマート農畜産業の進展についてだったのですけど、スマート農畜産技術は生産だけではなく農畜産物のサプライチェーンマネジメントにも及ぶはず、という報告もありました。そうすると、これが普及することでAIを使ってサムゲタン用の鶏の需要を予測とかして、それに合わせて養鶏農家が飼養羽数を決める、なんてことになるのでしょうか。

革新的な技術の導入によって産業組織も変化していくだろう、ということかもしれません。楽しみです。

シンポジウムが終わってから農村振興庁近くの郷土料理店で打ち上げでした。赤米の炊き込みご飯がメイン。どんぶり2杯くらいの釜が各自に配られ、底にちょっとお焦げご飯を残して残りを大きなボウルに移していただきます。残した釜にはお湯をかけて、あとでお焦げをふやかしてからいただくスタイル。おなかいっぱいです。おいしかったですけどね。伊庭会長はお代わりしていましたが。

(仙北谷)

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