自己紹介

大正4年、当時19歳だった曽祖父は、岐阜県より帯広川西八千代へ入植。耕作面積10町歩からスタートした。さらに広い土地を求め、現在地の音更町に昭和14年に移住。祖父の弟を分家させるため、やっとの思いで70haほどの土地を集めた。しかし、農地改革により26haほど没収されるなど、曽祖父や祖父は私の想像のつかないような苦労を重ねてきた。私は小さい時から、靴を履いたまま、朝まで土間(玄関)で寝てしまったという祖父の苦労話しなどを聞き、祖父や父の畑で働く背中を見て育った。自然と農業を継ごうと思うようになった。
父の代から畑に堆肥投入を続けてきた。有機物と微生物を畑に投入し、微生物の働きで作物が養分を吸収できるよう、手助けをするのが、我々百姓の仕事だと思っている。
また、食べる方と繋がる農産物栽培を目指して、リーキ(ポロねぎ)の本格的な栽培を始める等、新たな農業にも挑戦している。

おやじ自慢

まず、人を大切にするところ。自分(家族も含め)の利益は考えず、人助けをするところ。ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブを自然と実践しているところが自慢です。

“おやせな会”への思い

世界の環境問題、食料問題、日本の食糧自給率をみたとき、自分達は何ができるのか?何をしなければならないのか?それを考え実行に移せるパワーが備わっているのが、十勝の若手百姓グループ「おやせな」だと思っている。地球の未来に、そして、我々の子孫の未来に悔いを残さないために、仲間と精一杯頑張りたい。

DATA

竹中農場

小麦・ビート・大豆・小豆・金時・馬鈴薯・アスパラ・リーキ

北海道河東郡音更町字西中音更北14-15
URL.http://www.leekman.com
facebook.http://www.facebook.com/leekman2012
facebook.http://www.facebook.com/takenakafarm